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2021年3月11日 (木)

「髙島野十郎展」

生誕130年記念、故郷の久留米で髙島野十郎展が開かれてます。
暖かい日を待ってやっと見に行くことができました。

何度か野十郎展には足を運んでいるけれど、その時々で
目に留まる、心に留まる絵が違うのです。
今回は何故か風景画の美しさがひたひたと心に沁みました。
春雨、霧の立ちこめた山々、枯葉の敷き詰めた山道、
菜の花畑、雪の降りた山や畑、、、。
こんな言い方は可笑しいかもしれないけれど、写真よりも
より自然に近いような風景画は内面の美しさから滲み出た
もののように感じました。
もちろんあのリンゴやカラスウリの絵はやっぱり素敵で
見惚れました。
生前は光の当たることのなかった野十郎さんの個展に、平日にも
関わらず大勢の方が来館されていました。
知らせてあげたいですね。

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早咲きの桜が開いてました。美しい場所。

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